ローズマリーの育て方

ハーブはギリシアでは5000年以上も前から、料理や薬用に欠かせない存在として使用されてきました。日本では、香りのする葉や実を広くハーブと呼んでいます。日本ではハッカやシソや山椒がハーブの代表的なものです。唐辛子もハーブの一種です。
ローズマリーは、古くから健胃や血行促進といった薬効があるハーブとされ、また、肉や魚料理に生葉を添えて風味づけをしていました。スープやシチューにも広く使われている、ヨーロッパではなじみの深いハーブです。私が初めてローズマリーを知ったのは、千葉の房総半島にある友人の家で、玄関先の温かい場所にピンクの花をつけていました。とても良い香りがするので、一体何の花なの?と聞いたものでした。そのお宅ではパンを焼くときに中に入れたり、お風呂に入れたり、大胆な使い方をしていました。ローズマリーの乾燥ハーブを買うと結構な値段がしますが、玄関に咲いているのですから、どんなに使っても、どんどん生えてくるから大丈夫とのことでした。私の住んでいるところは冬は雪が降るほど寒いので、ローズマリーは室内に入れます。春になると外に出しますが、外に出す前に、白い虫がついてだめにしたこともあります。あまり手のかからないローズマリーですが、小さい粉のような虫が付くので気を付けないといけません。種で育てるのは難しいです。挿し木で増やすのは割と簡単です。ラベンダーは冬に屋外でも大丈夫な品種がありますが、ローズマリーで越冬できる品種を見たことはありません。雪が降らない地域でしたら屋外で育てても大丈夫です。それほど手がかかるハーブではありません。

ローズマリーコスメ色々

ローズマリーの効果として「若返り」があります。化粧水に入れると、老化防止になるそうですから、私はコスメを作るときの香りづけにローズマリーの精油を入れます。エタノールに漬け込んでおいて、それをそのまま化粧水として使用することもあります。それにヘチマ水を足すこともあります。気分によってラベンダーの精油を入れることもあります。ローズマリーには収れん作用がありますからパックにもいいですよ。ローズマリーの葉、なければ精油、または乾燥ハーブにお湯を注いで、それをさまし、グリセリンを足します。それにパック用コットンを浸して軽く絞り、顔に広げてしばらくパックしてみましょう。毎日続けると、きっとお肌が若返ることでしょう。ヘアリンスを作るのもいいですよ。ローズマリーの生葉を2本ほどお鍋に入れて、水カップ半分ぐらい入れて沸騰させます。それをさまして茶こしで漉します。リンゴ酢を大さじ1ぐらい加えて、ガラス瓶などに入れ、冷蔵庫に保存して1週間ぐらいで使い切りましょう。なお、お鍋で沸騰させてお鍋の蓋をしてさましたとき、お鍋の蓋についた蒸留水はとても貴重なローズマリー水です。これをお肌にぺたぺたつけてみましょう。ほんの少し油分のある液で、お肌がすべすべしますよ。

ローズマリー料理その他の利用法

ローズマリーは肉や魚の臭みを消してくれます。殺菌、防腐効果もあります。鶏肉を調理するとき、ローズマリーの葉を回りに敷いてオーブンで焼きますと、香りのいい鶏肉料理ができます。食べるときには取り除きます。ローズマリーの生葉を入れたクッキーもその香りを楽しめます。ラムの香草焼きは、イタリアなどで人気があります。ラムにローズマリーの生葉を添えて販売されていることもあるそうです。私は、ローズマリーの生葉をオリーブオイルにつけ込んで常備しています。炒め物に使ったり、タラなどの白身魚に振りかけて焼いたりします。鶏のモモ肉にローズマリーの葉とパン粉を混ぜたものを付けてフライにするのもいいですよ。ローズマリー石けんも作ります。ローズマリーの葉を煮立てて、その湯をさまして苛性ソーダと混ぜ、ピュアオリーブオイルにゆっくりと入れて混ぜ、マヨネーズぐらいのとろみがでたところで、ローズマリーの精油、イランイランの精油などを混ぜて作ります。
そうそう、シューズキーパーにもいいですよ。生葉を乾燥させたものを、小さな布製の袋に入れて、シューズの中に入れます。足の臭いが残らず、履いたときにいい香りがします。冬の室内では、ローズマリーはラベンダーと共に心を落ち着けるアロマの役目をしてくれます。

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